💡 結論(要点まとめ)
iPhoneのアクティベーションロックを安全に解除する正規手順を解説。パスワードを忘れた場合、iCloud.comからの遠隔解除、Appleサポートへの購入証明提出による解除申請まで、状況別の解決策と非公式ツールのリスクをまとめています。
この記事でわかること
- iPhoneを初期化すればアクティベーションロックは解除されますか?
- Apple Accountのパスワードを忘れた場合はどうすればよいですか?
- 中古iPhoneの前所有者にパスワードを教えてもらう必要はありますか?
iPhoneは初期化だけではロック解除できません。端末認証・Web削除・Appleへの申請から選びます。
この記事は、自分のiPhoneを初期化した方、中古端末を購入した方、故人のiPhoneを引き継いだ方が、正規の手続きでアクティベーションロックを解除するための案内です。非公式な解除ソフト、バイパス、解除業者の利用方法は扱いません。
この記事で分かること
- 自分の状況に合ったアクティベーションロック解除方法
- iCloud.comから前所有者に削除してもらう手順
- 購入証明を用いたAppleへの解除申請
- 中古iPhoneや遺品のiPhoneで取るべき対応
- iOS 18で導入されたパーツ単位のロックとの違い
対象外:所有権を確認できない端末の回避手段、非公式ツールの操作方法、個別の法的判断は案内していません。
情報確認日:2026年9月22日/対象:iPhoneおよびiOS 18以降を含むApple公式仕様。画面の文言が異なる場合は、端末に表示される案内とApple公式ページを優先してください。
iPhoneのアクティベーションロックを解除する方法【先に結論】
正規の解除方法は、端末上で認証する、iCloud.comから削除する、購入証明を添えてAppleへ申請する、というルートです。どれを選ぶかは、端末の所有者とApple Accountの情報が分かるかどうかで決まります。
Appleの公式案内では、画面上でApple Accountの認証情報を入力する方法、Webからデバイスを削除する方法、購入証明書を用いて解除を申請する方法が示されています。(出典: Apple サポート「アクティベーションロックの解除方法」、2026年9月確認)
正規の解除方法は端末・Web・Appleへの申請の3ルート
| 解除ルート | 向いている状況 | 必要なもの | 前所有者の協力 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|---|
| iPhoneの画面で認証 | 自分の端末 | 関連付けられたApple Accountとパスワード、または画面で認められたパスコード | 中古端末では必要 | 別人のアカウントが表示される場合は推測入力しない |
| iCloud.comから削除 | 端末を手元で操作できない、または中古端末 | 元の所有者が使うApple Account | 中古端末では必要 | 消去だけでなく、対象端末をアカウントから削除する |
| Appleへ解除申請 | 本人所有だが認証情報を復旧できない | 購入証明書と端末情報 | 状況による | 申請は所有権の自動認定や解除の保証ではない |
状況別に選ぶべき解除ルート早見表
| 端末の状況 | 最初に行うこと | 解決しない場合 |
|---|---|---|
| 自分のiPhone | 画面に表示されたApple Accountを確認し、本人の認証情報を入力 | パスワードを再設定するか、購入証明を準備してAppleへ相談 |
| 中古iPhone | 前所有者にiCloud.comから対象端末を削除してもらう | 販売店またはフリマ運営へ返品・返金を相談 |
| 遺品のiPhone | デジタル遺産管理連絡先の設定状況を確認 | Appleが案内する故人アカウントの申請手続きへ進む |
よくある失敗:ロック画面が消えると考え、復元や初期化を繰り返すことです。アクティベーションロックは初期化後も残るため、本人認証または所有権を確認できる正規手続きが必要です。

アクティベーションロックとは?「探す」と初期化の関係
アクティベーションロックは、紛失・盗難時に第三者がiPhoneを消去して再利用するのを防ぐ仕組みです。「探す」を有効にすると連動して働き、端末を初期化しても認証が残ります。
Appleは、アクティベーションロックが「探す」と連係して、デバイスが不正利用されるのを防ぐ仕組みだと案内しています。(出典: Apple サポート「アクティベーションロックのセキュリティ」、2026年9月確認)
「探す」と連動して盗難・不正利用を防ぐ機能
- Apple Accountと対象デバイスの関連付けを利用する
- 消去された端末を再設定するときにも所有者の認証を求める
- 第三者が拾得・盗難端末を自分の端末として設定する行為を妨げる
ロック画面に一部伏せられたメールアドレスが表示されたら、自分が以前使用していたApple Accountかを確認してください。見覚えがない場合、そのiPhoneは別のアカウントに関連付けられています。
初期化してもロックが残る理由
初期化は端末内のデータや設定を消去する操作です。一方、アクティベーションロックはAppleの認証システムと関連して管理されます。そのため、リカバリーモードから復元しても、セットアップ時に以前の所有者による認証が求められます。
| 操作 | 端末内データ | アクティベーションロック |
|---|---|---|
| iPhoneを消去・初期化 | 消去される | 解除されない |
| コンピュータから復元 | 消去・再インストールされる | 解除されない |
| 元のApple Accountで認証 | セットアップを進められる | 正規に解除できる |
| 元の所有者がアカウントから削除 | 端末の状態による | 正規に解除できる |
Apple AccountとApple IDの表記について
Apple Accountは、従来「Apple ID」と呼ばれていたアカウントの現在の名称です。古い端末画面や案内に「Apple ID」と表示されても、別のアカウント制度を意味するわけではありません。
初心者向けの整理
- Apple Account:Appleのサービスへサインインするアカウント
- iCloud:写真、バックアップ、「探す」などを利用するサービス
- 「探す」:端末の位置確認や紛失時の保護に使う機能
- アクティベーションロック:「探す」と連動する再利用防止機能
方法1:iPhoneの画面上でアクティベーションロックを解除する
自分のiPhoneで認証情報を使えるなら、ロック画面に関連付け済みのApple Accountとパスワードを入力します。画面に選択肢が出る場合は、以前使っていたデバイスパスコードで進められることもあります。
利用できる認証方法は端末や画面の表示によって異なります。Apple公式は、画面上の案内に従いApple Accountとパスワード、または表示される場合はデバイスのパスコードを使うよう案内しています。(出典: Apple サポート「アクティベーションロックの解除方法」、2026年9月確認)
登録済みのApple Accountとパスワードを入力する
- 対象者:自分で使っていたiPhoneを初期化した方
- 必要なもの:画面に示されたApple Accountと、そのパスワード
- 確認点:伏せ字になったメールアドレスが自分のものかを見る
- 解除できない条件:別人のApple Accountが関連付けられている場合
操作は画面に表示された入力欄へ認証情報を入れ、セットアップを続けます。複数のApple Accountを使った覚えがある場合は、表示されているメールアドレスの先頭や末尾を手掛かりにしてください。
表示される場合は以前のデバイスパスコードを使う
画面にデバイスパスコードで進む選択肢が表示された場合は、以前そのiPhoneで使用していたパスコードを入力します。すべての状況で選べるわけではないため、表示されない場合はApple Accountによる認証へ戻ってください。
入力を止めるべきケース:メールアドレスに見覚えがない、中古品で前所有者の情報が表示される、認証情報を推測するしかない場合です。入力を繰り返さず、購入元または前所有者へ連絡してください。
パスワードを忘れた場合は先に再設定する
表示されたApple Accountが自分のものなら、Apple公式のアカウント復旧手続きを利用します。復旧に必要な情報や待機の有無はアカウントの状態で変わるため、画面に示される本人確認手順に従ってください。

方法2:iCloud.comの「デバイスを探す」から遠隔解除する
端末を直接操作できない場合は、元の所有者がiCloud.comの「デバイスを探す」にサインインし、対象iPhoneをアカウントから削除します。中古端末ではパスワードを教えてもらう必要はありません。
AppleのiCloudユーザガイドでは、iCloud.comの「デバイスを探す」で対象デバイスを選択し、必要に応じて消去したうえで削除する流れが案内されています。(出典: Apple サポート「iCloud.comの『デバイスを探す』でデバイスを削除する」、2026年9月確認)
本人が別の端末やPCから解除する手順
- 別のスマートフォンまたはPCでiCloud.comの「デバイスを探す」を開く
- ロックされたiPhoneに関連付けられているApple Accountでサインインする
- デバイスの一覧から対象のiPhoneを選ぶ
- 画面の案内に従い、必要であれば端末を消去する
- 対象iPhoneをApple Accountから削除する
- ロックされたiPhoneを再起動し、初期設定をやり直す
ボタン名や表示順は仕様変更によって変わる場合があります。操作前に機種名を確認し、別のiPhoneを誤って消去しないよう注意してください。
中古iPhoneの前所有者に依頼する手順
前所有者には、Apple Accountのパスワードを聞くのではなく、本人の環境から対象端末を削除してもらいます。次の文面なら、必要な操作と個人情報を共有しないことを同時に伝えられます。
前所有者へ送る依頼文例
購入したiPhoneの初期設定中に、アクティベーションロックが表示されています。パスワードを共有していただく必要はありません。お手数ですが、ご自身でiCloud.comの「デバイスを探す」へサインインし、該当するiPhoneを選択したうえで、必要な消去操作とアカウントからの削除をお願いします。操作後にご連絡いただければ、こちらで初期設定を確認します。
端末の消去とアカウントからの削除の違い
| 操作 | 目的 | ロック解除との関係 |
|---|---|---|
| 端末を消去 | 端末内のデータを削除する | 消去だけでは関連付けが残る場合がある |
| アカウントから削除 | Apple Accountと端末の関連付けを外す | 再設定するために必要な操作 |
よくある失敗:前所有者が「消去」を行っただけで手続きを終えることです。端末がアカウントに残っている場合は、Apple公式ガイドを確認し、対象端末の削除まで進めてもらってください。
方法3:購入証明を用いてAppleへ解除を申請する
本人の端末でも認証情報を復旧できない場合は、購入証明を準備してAppleへアクティベーションロック解除リクエストを申請します。書類を提出しても、解除が承認されるとは限りません。
Appleは、購入証明書類がある場合にアクティベーションロックのサポートリクエストを開始できると案内しています。必要条件は変更される可能性があるため、申請時点の公式ページで確認してください。(出典: Apple サポート「アクティベーションロックの解除方法」、2026年9月確認)
申請前に準備する購入証明書と端末情報
- 購入した店舗または通信事業者が分かる書類
- 購入日を確認できる領収書、請求書、購入履歴
- 購入した製品名が分かる情報
- 対象端末のシリアル番号またはIMEIを確認できる資料
- 申請者と購入者の関係を説明できる情報
- Appleから連絡を受け取れるメールアドレス
購入証明にどの項目が必要かは、購入経路や書類の内容によって異なります。画像を加工して情報を付け足したり、他端末の領収書を流用したりしてはいけません。
アクティベーションロック解除リクエストの流れ
- Apple公式の「アクティベーションロックの解除方法」を開く
- サポートリクエストの案内を確認する
- Apple Accountや連絡先など、画面で求められる情報を入力する
- 購入証明書類を提出する
- Appleから届く案内に従う
申請前の注意:Appleの手続きに伴って端末データを保持できない場合があります。端末内に必要なデータがある場合でも、ロック状態から取り出せるとは限りません。画面に表示されるデータの取り扱いを読んでから申請してください。
申請が承認されない主なケース
- 提出書類から対象端末の購入を確認できない
- シリアル番号やIMEIが対象端末と一致しない
- 書類の販売元、製品情報、購入情報が不鮮明
- 申請者が正当な所有者であることを確認できない
- Appleが示す申請条件を満たしていない
解除リクエストは、所有権の自動認定や解除保証を意味しません。審査内容の詳細が公表されていない部分については、Appleからの回答を待つ必要があります。電話で相談する場合は、Appleサポートの電話オペレーターに直接つながる方法も確認できます。
中古iPhoneでアクティベーションロックされた場合の対処法
中古iPhoneに前所有者のロックが残っていたら、前所有者による削除を依頼し、対応できなければ販売元へ返品・返金を相談します。非公式業者への持ち込みより、取引記録の保存を優先してください。
総務省の携帯電話ポータルサイトは、中古端末を購入する際に、端末の状態や販売店の保証内容などを確認するよう案内しています。(出典: 総務省「Q4. 中古端末を買うときの注意点は?」、2026年9月確認)
前所有者と連絡できる場合
前所有者にiCloud.comから削除してもらい、ロック画面が解消されたかを確認します。パスワードの送付や、購入者側の端末へのサインインを求める必要はありません。
- 出品者へロック画面の状況を伝える
- 対象端末の機種名を伝える
- 前所有者自身による遠隔削除を依頼する
- 削除後に初期設定を進められるか確認する
- 解決するまで受取評価や取引完了操作を急がない
前所有者と連絡できない場合
前所有者の認証もAppleが確認できる購入証明もない場合、正規の解除は困難です。販売元やフリマサービスへ状況を説明できるよう、次の情報を保存します。
| 保存する証拠 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 出品ページ | 商品説明、ロック解除済みとの記載、返品条件 |
| 取引画面とメッセージ | 購入経緯、出品者への連絡履歴 |
| 注文・決済記録 | 購入先と取引の存在 |
| 端末のIMEIまたはシリアル番号 | 取引対象と手元の端末の一致 |
| アクティベーションロック画面 | セットアップできない状態 |
| 梱包や同梱書類 | 発送元や商品情報 |
販売店・フリマ運営への返品返金依頼
販売店やフリマ運営へ連絡するときは、「初期設定中に前所有者のApple Accountを求められ、利用開始できない」と具体的に伝えます。返品・返金の可否や期限は販売元の規約によって異なるため、取引ページに表示される最新条件を確認してください。
避けたい対応:返品前に分解する、非公式ソフトを適用する、端末の状態を変更することです。販売元が商品状態を確認しにくくなり、取引上の争点が増えるおそれがあります。
中古購入前に確認すべきチェック項目
- 初期設定を開始できる状態か
- 前所有者のApple Accountを要求されないか
- 「探す」が解除されているか
- IMEIなどの商品情報が販売ページと一致するか
- 返品・保証条件が明記されているか
- 端末の状態や検査基準を説明している販売店か
一般社団法人リユースモバイル・ジャパンは、リユース端末の取り扱いに関するガイドラインや認証制度の情報を公開しています。購入先を選ぶときは、事業者が示す検査・保証内容も確認してください。(出典: 一般社団法人リユースモバイル・ジャパン「リユースモバイル端末の取り扱いに関するガイドライン」、2026年9月確認)
遺品のiPhoneを解除したい場合の手続き
故人のiPhoneは、中古端末と同じ方法で扱わず、デジタル遺産管理連絡先またはAppleの故人アカウント手続きを確認します。家族であることだけで直ちにロック解除やデータ閲覧が認められるとは限りません。
Appleは、デジタル遺産管理連絡先が設定されている場合のアクセス方法と、設定されていない場合に必要となり得る書類を案内しています。(出典: Apple サポート「亡くなったご家族のApple Accountへのアクセスを申請する」、2026年9月確認)
故人のApple Accountへ無断でアクセスしない
故人のパスワードを推測したり、本人になりすまして復旧手続きを進めたりせず、Appleの案内に沿って申請します。相続人同士で見解が異なる場合や法的な判断が必要な場合は、Appleへの確認に加え、適切な専門家へ相談してください。
デジタル遺産管理連絡先が設定されている場合
- 自分がデジタル遺産管理連絡先に指定されているか確認する
- 故人から共有されたアクセスキーの有無を確認する
- Apple公式ページで申請時に必要な情報を確認する
- 案内された書類を準備して申請する
裁判所命令などの法的書類が必要になる場合
デジタル遺産管理連絡先が設定されていない場合、地域や状況によって法的書類が求められることがあります。必要書類は一律ではないため、Apple公式の最新案内と申請画面を確認してください。
| 希望すること | 手続きの考え方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 故人のアカウントデータへアクセスする | デジタル遺産管理連絡先またはAppleの故人アカウント手続き | アクセス可能なデータや条件はAppleの審査・仕様による |
| 端末を消去して再利用する | アクティベーションロック解除に関する正規手続きを確認 | 端末内データの保持とは両立しない場合がある |
混同しやすい点:故人のデータを閲覧する手続きと、iPhoneを消去して別の利用者が使うための手続きは同じではありません。希望する結果をAppleへ明確に伝えてください。
iOS 18のパーツ単位のアクティベーションロックと修理時の注意
iOS 18以降では、端末全体だけでなく対応部品にもアクティベーションロックが関係する場合があります。中古部品を取り付けたときの表示は、端末全体のロックとは分けて確認します。
Appleは、iOS 18のアクティベーションロックがiPhoneの部品にも適用され、別のApple Accountに関連付けられた部品では認証を求められる場合があると案内しています。(出典: Apple サポート「アクティベーションロックのセキュリティ」、2026年9月確認)
対応部品に所有者情報が関連付けられる仕組み
パーツ単位の仕組みは、盗難端末を分解して部品を流通させる行為を抑える目的があります。対象部品や認証画面は、機種、iOSのバージョン、修理内容によって異なるため、Apple公式の最新仕様を確認してください。
| 比較項目 | 端末全体のアクティベーションロック | パーツ単位のアクティベーションロック |
|---|---|---|
| 保護対象 | iPhone本体 | 対応する交換部品 |
| 主に確認される場面 | 消去後の初期設定 | 部品交換後の構成・修理確認 |
| 関連する情報 | 端末に関連付けられたApple Account | 部品の由来となる端末側の関連付け |
| 購入時の注意 | 初期設定を完了できるか確認 | 中古部品の由来と修理後の表示を確認 |
中古部品やジャンク端末を購入するときの注意
- 「部品取り」と書かれた端末でも、部品を自由に再利用できるとは限らない
- 出品者の説明だけでなく、部品の状態や由来を確認する
- 認証を求められる部品を非公式な方法で回避しようとしない
- 修理を依頼する場合は、部品の扱いを説明できる事業者を選ぶ
正規の修理・部品履歴を確認する方法
対応機種では、iPhoneの設定内に部品と修理の履歴が表示される場合があります。表示される項目や文言は機種とOSで異なるため、端末の画面とApple公式サポートを照合してください。
安全上の注意:バッテリーや内部部品を自分で取り外す作業には、発熱、破損、けがなどの危険があります。異常、膨張、発熱を感じた場合は使用や分解を中止し、Appleまたは修理事業者へ相談してください。
解除できないときの注意点と再発防止策
解除できないときは非公式業者へ進まず、Apple、前所有者、販売元のいずれに確認すべきかを整理します。譲渡前には「探す」の解除、サインアウト、消去まで済ませると再発を防げます。
Appleは、アクティベーションロックの解除には関連付けられたApple Accountによる認証、Webからの削除、または購入証明を用いたサポートリクエストを案内しています。(出典: Apple サポート「アクティベーションロックの解除方法」、2026年9月確認)
アクティベーションロック解除業者やバイパスを利用しない
正規の所有確認を伴わない解除サービスには、金銭被害、Apple Account情報の流出、機能制限、OS更新後の再ロックなどの危険があります。「IMEIだけで解除できる」「所有証明は不要」といった案内を正規手続きと混同しないでください。
| 案内の特徴 | 考えられるリスク | 代わりに行うこと |
|---|---|---|
| Apple Accountのパスワード送信を求める | アカウントや個人情報の不正利用 | Apple公式ページから自分で手続きする |
| 所有証明なしの解除をうたう | 詐欺、端末の機能制限、再ロック | 前所有者または販売元へ連絡する |
| 不明なソフトのインストールを求める | マルウェア、端末・PC内情報の流出 | インストールせずAppleへ相談する |
譲渡前に「探す」をオフにしてサインアウトする
- 必要なデータをバックアップする
- 「探す」の設定とApple Accountのサインアウトを確認する
- 端末を消去する
- 初期設定画面まで戻ったことを確認する
- 自分のデバイス一覧に売却端末が残っていないか確認する
- SIMや通信契約に関する手続きを通信事業者へ確認する
操作順や表示項目は機種とiOSによって異なります。売却・譲渡時点のApple公式案内に従ってください。
購入証明とシリアル番号を保管する
領収書や請求書は、端末の購入元、製品情報、購入時期を確認できる状態で保管します。紙の書類を撮影する場合は文字や番号が読めるか確認し、第三者へ不用意に共有しないでください。
Appleサポートへ相談する
自分のApple Accountなのに復旧できない、購入証明の要件が分からない、遺品の手続きが必要といった場合はAppleへ相談します。連絡前に端末の機種名、シリアル番号またはIMEI、表示されているメッセージ、購入書類を手元に用意すると状況を伝えやすくなります。
困ったときの連絡先の選び方
- 自分のアカウントを復旧したい:Apple公式のアカウント復旧
- 購入証明を提出したい:Appleの解除リクエスト
- 中古端末に前所有者のロックがある:前所有者または販売元
- フリマ取引で連絡が取れない:フリマサービスのサポート
- 遺品の端末・データを扱いたい:Appleの故人アカウント手続き
iPhoneのアクティベーションロック解除に関するFAQ
初期化や非公式ソフトではなく、Apple Accountの認証、前所有者による削除、Appleへの申請から状況に合う方法を選びます。代表的な疑問を整理しました。
以下の回答はAppleのアクティベーションロック解除案内とiCloudユーザガイドを基にしています。(出典: Apple サポート「アクティベーションロックの解除方法」、2026年9月確認)
iPhoneを初期化すればアクティベーションロックは解除されますか?
いいえ。端末を初期化または復元しても、アクティベーションロックは解除されません。関連付けられたApple Accountでの認証、前所有者によるアカウントからの削除、または購入証明を用いたAppleへの申請が必要です。
Apple Accountのパスワードを忘れた場合はどうすればよいですか?
自分のApple Accountなら、Apple公式のアカウント復旧手続きを利用します。表示されたメールアドレスの一部を確認し、自分のものではない場合は推測入力を続けず、前所有者または購入元へ連絡してください。
中古iPhoneの前所有者にパスワードを教えてもらう必要はありますか?
必要ありません。前所有者自身にiCloud.comの「デバイスを探す」へサインインしてもらい、対象iPhoneをアカウントから削除してもらいます。パスワードの共有は避けてください。
前所有者と連絡が取れない中古iPhoneは解除できますか?
購入証明も用意できない場合、正規の解除は困難です。出品ページ、取引履歴、IMEI、ロック画面を保存し、販売店やフリマサービスの運営者へ返品・返金を申し出てください。
購入証明書があればAppleは解除してくれますか?
解除が保証されるわけではありません。購入証明や端末情報を提出して審査を受けますが、書類の内容や端末の状態によって承認されない場合があります。申請時点のApple公式案内を確認してください。
アクティベーションロック解除業者や解除ソフトは利用してもよいですか?
推奨できません。正規の所有確認を伴わないサービスには、詐欺、個人情報流出、機能制限、更新後の再ロックなどの危険があります。Appleが案内する正規手続きを利用してください。
故人のiPhoneは家族であれば解除できますか?
家族であることだけで直ちに解除できるとは限りません。デジタル遺産管理連絡先の設定や、Appleが求める法的書類が関係する場合があります。Apple公式の故人アカウント手続きを確認してください。
FAQを読んでも判断できない場合:画面に出ているメールアドレスの一部、端末の入手経路、購入証明の有無を書き出すと、端末認証・前所有者への依頼・Appleへの申請のどこへ進むべきか整理できます。
安全に解除するための最終チェック
アクティベーションロックは、所有者を確認できる正規ルートでのみ解除を進めてください。自分の端末、中古端末、遺品では連絡先と必要書類が異なります。
- 自分の端末なら、表示されたApple Accountを確認して認証または復旧する
- 中古端末なら、前所有者にiCloud.comから削除してもらう
- 前所有者と連絡できなければ、取引証拠を保存して販売元へ相談する
- 購入証明がある場合は、Appleの解除リクエストを確認する
- 遺品は、故人アカウント向けの公式手続きを利用する
- 解除業者、バイパス、不明なソフトにはApple Accountを入力しない
Appleの操作画面、対象部品、申請条件は変更される場合があります。本記事は2026年9月22日に公式情報を確認しており、表示が異なるときはApple公式サポートの記載を優先してください。
更新ポリシー
iOSの主要アップデート、Apple Accountの用語変更、アクティベーションロック解除申請、パーツ単位のロック仕様に変更が確認された場合、Apple公式情報と照合して本文を更新します。公表されていない審査基準や解除可否は推測で補いません。
📚 参考・出典(編集部が確認した一次ソース)
- soumu.go.jp (soumu.go.jp)
- apple.com (support.apple.com)
※本記事の作成にあたり、上記の公開情報・一次ソースを確認しています(確認日: 2026年9月22日)。内容は公式情報の更新により変わることがあります。


